社会人音楽サークル・インフィニティーループ
作曲する社会人音楽サークル

セッションにおいてのドラムの役割

セッションにおいてドラムの役割は指揮者のようなものです。自分のリズムに合わせてもらうことは簡単ですが、それだけでは演奏は上手に出来ません。ドラムが周りの楽器の変化を察知して盛り上げたり大人しくしたりと雰囲気を作ることが大切です。そのため大音量で叩くよりも、周りの音が聞こえるボリュームに抑えることも大切です。

ドラムの音が軸になる




セッションをしているとドラムの音を他の楽器の人たちは意識します。音量も同じで、ドラムが大きいと周りの楽器も音を上げないと聞こえなくなってしまうので、音量を上げざるを得ません。 そうすると徐々に音が大きくなって最終的にみんな何を弾いてるか分からない状態になってしまいます。そのため出来るだけドラムは周りの楽器が自分で叩いていても聞こえるレベルで演奏をする必要があります。

一番全体の音を聞きやすいパート




セッションの最中ドラムは一番周りの音を聞きやすい位置にいます。
たとえばベースやギターといったアンプを使用する楽器は自分のすぐ近くから大きな音が出ています。
大体ドラムの位置は全体の中心に位置していますから、
最も全体のバランスを把握しやすいのです。
その特性を利用して、ドラムを担当する人は、
「すこしベースの音が小さいかな」と思ったら
自分の判断で積極的にバンド全体の音のバランスを揃えるアドバイスを発信していきましょう。
どうしてもアンプを使う楽器の人たちは、
自分の音が全体にどんな風に聞こえているか把握しづらいですから、
こういったアドバイスは他のパートからも歓迎されやすいです。

マンネリ化から脱却させる




フリーセッションをやっている際に、「なんだかずっと同じ感じの進行だな」と
演奏にマンネリ化が生まれてくる時があります。
こういった時に、急にリズムチェンジを加えたり、
ブレイク(一瞬演奏をとめること)を挟んだりすることで、
セッションに変化が生まれてきます。
こういった変化はドラムの変化だけでなく、
他のパートの刺激にもなり、新しい雰囲気のセッション運びが始まるきっかけにもなります。

他のドラマーへのアドバイスを積極的に行おう




セッションサークルなどで複数のドラムが演奏を行う場合、
中には初心者のドラマーが参加していることもあります。
そういった時には好きに叩いてもらうことも大事ですが、
「こんな風に叩くともっとまとまったセッションができるよ」
などの、気がついたアドバイスを積極的に行いましょう。
初心者のドラマーはどうしてもセッションで失敗しないことを意識してしまうがあまり、
カチコチの演奏になってしまいがちです。
もしあなたが上級者のドラマーでセッションに加わっているなら、
こういった初心者の方へのアドバイスを入れていくことで、
他の演奏者の方々の満足度もいっきにアップします。
それになによりドラムは自分でやるのも楽しいですが、
自分がアドバイスした方が、メキメキと上達していく様を見ているのも楽しみの一つでもあります。

前に出過ぎないドラムの叩き方を意識する




特に激しい系のバンドに所属していたドラマーの方に多いことですが、
どうしても激しくドラムを叩く癖がついてしまっていて、
セッション中に他のパートの音が埋もれてしまうというケースが少なくありません。
「なんだか他のパートの音が聞こえずらいな」と思ったら、
まず他のパートに音のボリュームを上げることを要求する前に、
自分のドラムの叩く力を弱めてみましょう。
それでも他のパートが聞こえない場合は、音量を上げてもらうことは必要ですが。

ドラムはメインになってゴリゴリに主張するよりも、
周りを引き立てる脇役に徹しているドラマーのほうが、
セッションでは重宝されますので、
今までにセッション経験がなく、ハードなドラムの叩き方しかやったことがない方は、
セッションに参加する前に静かにドラムを叩く練習をしておくとベストです。

周りを見ながらドラムを叩こう




一生懸命にドラムを叩いていると自然と目線が下のほうに向いて、
黙々とドラムを叩くような姿勢になってしまいがちです。
ですがセッションでドラムを叩く際には、
顔を上げて周りのメンバーの動きやサインを見逃さないようにする必要があります。
たとえば他のパートが「そろそろこの曲を終わらせよう」
と思ってサインを出していてもドラマーがそれに気がつかず叩き続けてしまっては、
いつまでたってもセッションが終わりません。
セッションを行う際に、耳で他の演奏者の動きを追いかけることは最も重要ですが、
セッションに慣れていない人は、積極的にバンドの動きに目を凝らして、
他のパートのアクションに直ぐに気がつける状態をキープしておきましょう。

セッションが上手いと思われるドラマーの特徴




セッションでは一人で一定のリズムを叩き続ける事はあまり求められていません。
他のパートもある程度演奏できる人ならマンネリ化したセッションに変化を加えるために、
ベースでもギターでもリズムに波をつけてきます。
セッションが上手いドラマーの特徴は、この変化をすぐに察知して、
自分のドラムの演奏に反映させることが出来る人です。
この手法は一見難しいように思われるかもしれませんが、
リズムキープから脱却するというイメージと、
手拍子をする感覚でドラムを叩くといった工夫で簡単に実現できます。
たまにライブとかで、アーティストが手拍子を観客に求めてくるときがありますよね。
そんなときには自然と曲のリズムに合わせて誰でも手が叩けると思います。
その柔軟なリズムの取り方を意識することが、
セッション演奏にも大いに役立ってきます。
もしセッションで「ドラムに変化をつけたいな」と思ったら、
最初は失敗してもいいので、手拍子を叩くような意識で自由にドラムのリズムを叩くことにチャレンジしてみてください。
きっと今までとは違った型に縛られない、自由なドラム演奏の入り口が開けるはずです。

セッションのスキルは他の演奏にも役立つ




「セッションが上達しても、他の曲をやるときにはあまり役立たないんじゃないの?」
と思われる方がたまにいますが、全く持って逆です。
セッションに慣れているドラマーの人は、
コピー曲の耳コピのスピードもとても早いです。
逆にコピー曲ばかりやっていて、楽譜を見ながらドラムを叩くような人は、
毎回リズムの変化を体で体感することが苦手な人が多く、
コピバンで新しい曲をやるときにも、
習得まで時間がかかってしまいます。
セッションを重ねていくことで、ドラム演奏が頭で考えるものではなく、
体で感じるものへと自然と変化していきます。
そういった上達方法はフリーセッションなどの、
ルールが明確にない演奏のほうが体に染み付きやすいです。
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